2011/08/25

uSv/h表示が可能となりました



Pro版Ver.1.02(写真左)において、1cm線量当量率[uSv/h]及び計数誤差の表示に対応いたしました。Lite版については、今週末(8月27日~28日)ごろにアップグレードされる次期バージョンVer.1.02(写真右)において対応する予定です。

uSv/h表示についての注意点
  • 暫定的な対応のため、正確な値を示さないことがあります。
  • スマートフォンの個体差によって、非常に高い値が表示されることが報告されています(10倍程度)。値に疑問がある場合は、利用レポート(後述)にご協力いただけると助かります。
  • ユーザからのレポートを元に、個体差を吸収しつつ正確な値を表示できるよう、ソフトウェア開発を最優先で行っております。申し訳ありませんが、安定バージョンのリリースまで、今しばらくお待ち下さい。
  • 利用レポートにご協力いただける方は、必ず以下の情報と共に、Facebookコミュニティまで投稿ください。なおコミュニティの閲覧・投稿にはFacebookの無料アカウント登録が必要です、ご了承下さい。
    1. 画面キャプチャ(センターボタン+電源ボタンで撮影、USBケーブルでPCへ転送)
    2. スマートフォンの種類、iPhone 3G/3GS/4,  iPod touch (2/3/4)、iPad 1/2など
    3. 測定場所(屋内、屋外、階数など)
    4. 線源(使用している場合のみ、ランタンのマントルなど具体的に)


iPhone3Gをお使いの方へ

iPhone3G(3GSを除く)については、以下の問題があることがわかっています。
  1. 他のiPad/iPhone/iPodシリーズと比べてゲインが異なり、同じ入力信号に対して1.5~2倍程度高い値を示す。
  2. 入力信号のプラスとマイナスが逆に設定されており、正の信号レベルに対して負の値を示す。これは、Appleの実装バグではないかと推察されます。
今後の対策として、以下の開発を大至急行っております。Pro版/Lite版とも、Ver.1.03のソフトウェアアップデートにて対応予定です。
  1. iPhone3Gを利用されている方向けに、ゲインもしくは閾値を適切な値に修正する機能をアプリに組み込む。
  2. プラスとマイナスを区別せず、絶対値で信号処理を行うよう、ロジックを修正する。
なお、iPhone3G(3GSは除く)を今現在お使いの方は、次回ソフトウェアアップデートまでの暫定措置として、以下の方法で計測をしてみてください。
  • 閾値(threshold)を【16%】に設定
ただし測定のバラツキが大きくなります。あくまでも次回ソフトウェアアップデートまでの暫定措置とさせてください。