昨年11月18日、福島第一原発から20キロ圏内の「警戒区域」にポケガを持って同伴された方からのレポートをいただきましたので、許可を得て掲載させていただきます。
1.「警戒区域」に入る前の集合場所
ここで防護服の着用、トランシーバーや積算線量計を受け取る。
帰りにはスクリーニングを受ける基地となる。
ここでの空間線量値=0.45μSv/h
2.「第一原発」から半径16km地点の山間部の森の中(電波は圏外表示)
地上1m、森に向かっての空間線量値=1.67μSv/h
3.地上20~30cmの、下からの空間線量値=1.93μSv/h
4.地上1mの空間線量値(ひらけた空間に向かって)=1.90μSv/h
- 室内=0.23μSv/h 年間約2mSv
- 室外=1.6〜2.02μSv/h位の値 平均年間約17〜20mmSv相当
- 積算線量計の数値は20km圏外からの計測を含め4時間で3uSvでした(今回の被曝量)
- 室外は、場所、方向、高さにより線量の巾が計測出来ました
以上、16km地点の森からのレポートでした。
※上記線量情報はGPSデータと共にプロジェクトのデータベースに蓄積されておりますが、近隣に一般民家なども含むため、Webでの公開は控えさせて頂きました。